現実味を帯びてきた「限界説」。
どうなる? 今後のタイガー・ウッズ
1月下旬のファーマーズ・インシュランス・オープンで、およそ1年5カ月ぶりにツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズだが、当初出場予定だったジェネシス・オープン(2月16日~19日/カリフォルニア州)と、ホンダ・クラシック(2月23日~26日/フロリダ州)の2試合の欠場を発表した。ツアーに復帰したばかりだったが、再び戦列を離れたタイガー・ウッズ ただこれは、ほとんど想定内のことだった。
ファーマーズ・インシュランス・オープンで予選落ちに終わった翌週、ウッズは欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシック(UAE)に参戦。初日にバーディーなしの「77」と出遅れると、2日目は「腰が痙攣(けいれん)を起こし、違和感がある」とラウンド前に大会を棄権した。
初日もプレー中には、ミスショットのたびに苦しい表情を見せ、パッティングさえも思うように打てていない様子だった。正直、同大会の途中棄権も予測できたことで、さらにその後の試合でプレーできるとはとても思えなかった。ゆえに、ウッズのこの突然の発表にも、驚くことはなかった。
気になるのは、現在のウッズの腰の状態だ。ウッズのHPによると、「(医者から)腰を休めるために、プレーはしないように言われた」と、ドクターストップであることを公表。エージェントのスタインバーク氏は、「ドバイに移動する、16時間以上の飛行時間が腰への負担となった。今後のスケジュールは未定」と語っている。
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