「きっかけ見えた」松山英樹。米ツアー最終戦&日本オープンで爆発か (3ページ目)

  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko
  • text by Sportiva

「後半になって少し乱れたのは、風がどうのこうのというより、自分の調子の問題じゃないですか。自分の(ショットの)感覚がちょっとズレてきていたので、そうなっただけ。まあ、アイアンショットはすごくよくなってきているので、あとはもうちょっと距離感が合ってくればいいプレーができると思う。自分の思いどおりの番手で打てるようになったし、さらに明日、スコアを伸ばして上位に行きたい」

 最終日は、前半でボギーを3つ、後半にダブルボギーをひとつ叩いて「74」。スコアをふたつ落とし、順位を24位タイまで落としてフィニッシュした。

「後半に入って、10番でバーディーを取れたのはよかったんですが、そのあとがもったいなかった。久々の連戦で疲れはありますね。しかも(ゴルフの内容が)悪かったので、余計に疲れています」

 ともあれ、プレーオフ第1戦の予選落ち後は、第2戦が15位タイ、第3戦を24位タイとして、30人だけが出場できる最終戦のツアー選手権(9月22日~25日/ジョージア州)に3年連続で駒を進めた。確率はかなり低いものの、優勝すれば、10億円のボーナスを手にできる総合優勝のチャンスがわずかに残っている。最終戦での奮起を期待したい。

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