【木村和久連載】腕前が頭打ちの方にオススメの「武者修行」 (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 そうした豪華賞品をもらえるのは、上位入賞者や飛び賞、ブービー賞など、参加者の2割ぐらいでしょうか。でも、残った賞品でも参加費以上のものが出ますから、ぜひ一度参加してみてください。

 裏技としては、仲間内で行なう自分たちのコンペを、オープンコンペの日にぶつける、という手があります。仲間内全員で参加すれば、オープンコンペの賞品と、身内のコンペの賞品と、二重取りが可能となります。

 オープンコンペのルールはおおよそ、OKあり、スルーザグルーン(ハザードを除いた、ティーグラウンドからグリーンまでの間)は6インチリプレースというのが多く、細かいことをどうたら言う人は皆無です。ただ知らない人と一緒にラウンドするだけです。

 これに慣れたら、今度はもう少し試合風なものに出てもいいかもしれません。そこで、武者修行の第2段階です。

 最近のゴルフ雑誌やゴルフ専門サイトで人気なのが、「ダブルス競技」です。オープンコンペなどに参加して、ひとりだと緊張するし、心細いし、誰とも喋らないのでつまらない、という方にはお薦めです。実際、そういう方々から支持を得ているようです。

 これは、誰かうまい友だちを捕まえて、肝試し的に参加するのもありでしょう。相棒が上手な人だったら、もう鬼に金棒ですから。ルールやマナーに関しても、相棒に任せてしまえばいいですし。

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