2015.11.10

【ゴルフ】比嘉真美子&堀奈津佳、シード落ち危機の「自己分析」

  • 金明昱●文 text by Kim Myung-Wook

 今季の女子ツアーも残り3試合、限られた選手しか出場できない()最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ(11月26日~29日/宮崎県)を除けば、実質2試合となり、来季のシード権争いはまさに佳境を迎えている。
※出場できるのは、今季ツアー優勝者、大会前週までの賞金ランキング25位までの選手など。

 賞金シード獲得には、賞金ランキング50位以内に入ることが条件()となるが、有望な若手選手が次々に台頭している昨今、その条件をクリアすることは決して簡単ではなくなってきている。実際に近年になって、数年前まで賞金シード常連だった選手がシード落ちという憂き目にあう姿を頻繁に目にするようになった。
※その他、永久シード選手を除いて、賞金ランキング1位の選手(翌3年間)、ツアー優勝者(翌1年間。メジャー優勝の場合は翌3年間)などにシード権が与えられる。

 そうした浮き沈みの激しい世界にあっては、将来を嘱望され、一度は脚光を浴びた若き才能であっても、安住は許されない。比嘉真美子(22歳)と堀奈津佳(23歳)がいい例である。一昨年、それぞれツアー2勝を挙げて、今後の日本女子ツアーを引っ張っていく存在と思われていたふたりが、まさかのシード落ちの危機に面しているのだ。

思わぬ不振に陥って、シード落ちの危機に直面している比嘉真美子。photo by Getty Images 2011年、2012年と日本女子アマ連覇を遂げた比嘉真美子は、ナショナルチームのエースとしても活躍し、アマチュア時代から「大物」と騒がれていた。そして、2012年のプロテストに一発合格すると、同年のファイナルQT()でも10位という好結果を残して、翌年のツアー出場権を難なく手にした。
※クォリファイングトーナメント。ファースト、セカンド、サード、ファイナルという順に行なわれる、ツアーの出場資格を得るためのトーナメント。ファイナルQTで40位前後の成績を収めれば、翌年ツアーの大半は出場できる。