2015.03.17

父・横峯良郎氏が語る。「それでも、さくらはアメリカで勝てる」

  • 高倉 瞬●文・写真  text & photo by Takakura Shun

 今季、アメリカ女子ゴルフツアーに本格参戦した橫峯さくら(29歳)が予想外の苦戦を強いられている。開幕2戦目から2試合続けて出場したものの、ともに予選落ち。101試合連続予選通過の国内ツアー記録保持者の2試合連続予選落ちは、2013年以来2度目の屈辱だった。

 本場の難しいコースセッティング、日本と違う芝質、外国選手との飛距離の差など技術的な面に加え、長距離の移動や言葉の問題など環境の面も原因とされる。周辺には今後の活躍を疑問視する向きもあるが、元コーチ兼キャディーの父・良郎氏は豪語する。「それでも、さくらはアメリカで勝てる」と。その理由とは......。

夫のメンタルトレーナー森川陽太郎氏(左)と二人三脚で 米ツアーに挑む横峯さくら

――ここまでのさくらプロの戦いぶりをどう見ていますか?

良郎氏(以下同)「やっぱり本格的にアメリカに行くのは初めてだからさ。慣れていないのよ。コースにも環境にもね。さくらは英語もしゃべれないし、移動距離もハンパじゃないからさ。でも、慣れてくれば大丈夫だと思うよ」

 ここまでの苦戦ぶりを振り返ってみよう。

 まず開幕戦のコーツゴルフ選手権(現地1月28~31日/フロリダ州ゴールデンオカラGC)は、最初から本戦出場の権利がなく、予選会に出場したが、3オーバーで本戦出場を逃がした。橫峯は昨年暮れの最終予選会(ファイナルQT)で11位通過だったため、ツアー全戦に無条件でフル出場する権利がなく、今季は今後も出場が不確定の大会の方が多い。