【ゴルフ】全米女子オープン、
パットが冴える宮里藍にチャンスは残された
ニューヨーク州のセボナックGCで開催されている、第68回全米女子オープン。2日目は、途中濃霧のために中断すると、そのままサスペンデッド。第2ラウンドの残りは、翌日に持ち越された。そんな中、注目の宮里藍は、通算2オーバーの暫定23位タイで2日目を終えた。
2日目、強い風が吹く中でもスコアを伸ばした宮里藍。
今年は、大会前に初めてコースの下見を行なった宮里。悲願のメジャー制覇へ、かつてないほどの入念な準備を整えてきたが、10番スタートとなった初日は、苦しいラウンドとなる。
宮里曰く、ポイントは前半最後の18番だったという。
「バーディーを計算していたホールだったが、ボギー。ここで流れが悪くなってしまった」
以降、インに入った後半は、2番、3番でスコアを落とし、8番、9番のバーティーパットも外した。結局、トップと10打差の4オーバー、81位タイと出遅れた。
「思うようにパットが決まりませんでしたけど、自分の中では、そこまで悪いパットはなかった。ちょっとしたところの、かみ合わせの問題。本当にちょっとだけです。明日(2日目)以降も、とにかくグリーンがカギになると思う。そこでいい流れを作っていきたい」
そう語って、2日目以降の巻き返しを誓った宮里。ラウンド後は、パッティング練習に時間を費やした。
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