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【ゴルフ】韓国代表監督が指導する
理想的なスイングを生み出すアドレス

  • 慎 武宏●取材・構成 text by Shin Mukoeng
  • 小内慎司●撮影 photo by Kouchi Shinji

ハン氏がグリップの次に重要視するアドレス。ハン氏がグリップの次に重要視するアドレス。検証・韓流ゴルフ「強さの秘密」
連載◆第12回

 世界で勝てる選手を次々に輩出してきたKGA(韓国ゴルフ協会)の国家代表および代表常備軍。その総監督を務めてきたハン・ヨンヒ氏が最も重視してきたのは、グリップやアドレスといった基本だ。

 特にアドレスは、理想的なスイングを確立するための、大事な土台となる。それができていなければ、ボールを真っ直ぐ飛ばすことができないし、飛距離アップも望めないという。そこで今回も、前回に引き続き、正しいアドレスの作り方について、ハン氏が指導してくれた。
前回記事>>>韓国代表監督が教える、「手打ち」を防ぐアドレスの作り方

◆     ◆     ◆     ◆     ◆

 前回は、アドレスを作る際、「手打ち」を招く原因となるボールとの距離についてお話させていただきました。今回は、体の姿勢や重心をポイントに、正しいアドレスの作り方について説明していきたいと思います。

写真①/上体は前傾姿勢で背筋を伸ばす。写真①/上体は前傾姿勢で背筋を伸ばす。
写真②/視線は常にボール。写真②/視線は常にボール。 まず、上体は背筋を伸ばして、やや前傾させます(写真①)。そのとき、頭を前に突き出したり、首を曲げて猫背になったりしないように意識してください。そして目線は、常にボールです(写真②)。

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