サッカー日本代表の新しい顔となるか ワールドカップメンバー入りを目論むブンデスリーガ日本人選手たち (3ページ目)
藤田譲瑠チマ
(ザンクトパウリ/MF)
24試合出場/1得点3アシスト
昨夏に加入後、ザンクトパウリの主力選手のひとりとなったのが藤田だ。シーズン序盤はボランチで起用されていたが、攻撃面でアクセントを付けられることを評価され、中盤戦以降はシャドーにポジションをスイッチ。最初は慣れないポジションで数字を残せずにいたが、第23節のブレーメン戦で決勝点を奪い、ついにチームの勝利に直結する結果を残した。
本来のポジションであるボランチでプレーしたい思いは当然あるだろう。ただ、残留争いに巻き込まれているチームの現状を考えると、ひとつ後ろではボールを捌くよりはじき返す力が求められる。今の藤田に期待されているのはより前での仕事であり、シャドーで結果を積み上げていくことが今後の序列を左右する。
そういう意味では、日本代表においてはクラブでの経験がそのまま武器になる。ボランチは選手層が厚い一方、シャドーは手薄な感があり、両方をこなせる藤田の価値は以前より高まっていると見ていい。今回の代表活動でシャドーとして試される可能性は十分にあり、そこで結果を残せれば、W杯行きへの道が一気に開けてくるはずだ。
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