欧州サッカービッグクラブの新シーズンの陣容を分析 チャンピオンズリーグ制覇へ近いのはどのチームか (3ページ目)
レアル・マドリード
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FW:キリアン・エムバペ(ゴンサロ・ガルシア)、ヴィニシウス・ジュニオール(ロドリゴ)、フランコ・マスタントゥオーノ(ブラヒム・ディアス)
MF:アルダ・ギュレル(ジュード・ベリンガム)、オーレリアン・チュアメニ(エドゥアルド・カマビンガ)、フェデリコ・バルベルデ(ダニ・セバージョス)
DF:アルバロ・カレーラス(フラン・ガルシア)、ディーン・ハイセン(アントニオ・リュディガー)、エデル・ミリトン(ラウール・アセンシオ)、トレント・アレクサンダー=アーノルド(ダニエル・カルバハル)
GK:ティボー・クルトワ(アンドリー・ルニン)
6シーズンぶりにメジャータイトルと無縁に終わったチームは改革に乗り出し、一昨季にレバークーゼンでブンデスリーガを無敗で制したOB、シャビ・アロンソを新監督に招聘した。
高齢化が懸念されていた最終ラインに、20歳のスペイン代表CBディーン・ハイセンと22歳の左サイドバック(SB)アルバロ・カレーラスという評価の高い若きタレントを迎え、世代交代を進めている。リバプール一筋だったライトバックのトレント・アレクサンダー=アーノルドも加えているが、今のところ、こちらは主将のダニエル・カルバハルと併用されている。
ウイングにはアルゼンチンの名門リーベルプレートが送り出す近年の最高傑作と名高い、18歳の超新星フランコ・マスタントゥオーノを獲得。才能に溢れるレフティーは、ロドリゴやブラヒム・ディアスとの熾烈なポジション争いを制して、リーガ第2節から2試合連続で先発を飾っている。昨夏にトニ・クロース、今夏にルカ・モドリッチが抜けた中盤は、構成力の低下が懸念されており、開幕前に手術を受けて離脱中のジュード・ベリンガムが復帰するまで、新指揮官がどう対応するか見ものだ。
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