【欧州サッカー】サッカー日本代表の論点「ポスト長友」 期待の19歳はスウェーデンからステップアップを目指す (2ページ目)
「立ち上がり早々に自分のサイドから失点してしまって、名和田(我空/現ガンバ大阪)選手がいい形で取り返してくれたにもかかわらず、DFラインとして自分が責任をとるつもりだったけど、背後をやられて1点(決勝点)を決められた。(その後は)盛り返したつもりも、結局つもりで、そのまま終わってしまった。これが今の実力なんだなと感じた」
U-17ワールドカップのラウンド16でスペインに1-2と敗れ、そんな言葉で自身の不甲斐なさを悔いていた小杉は、「これが今の実力」と認めたうえで、さらなるレベルアップをなかば義務とし、早々に海を渡ったに違いない。
とはいえ、小杉が腕を磨く場はスウェーデンリーグ。ヨーロッパ5大リーグと比べれば、一段も二段もレベルが落ちる舞台であることは否定できない。現時点で日本代表にまで言及するのは、時期尚早だろう。
しかし、18歳で海を渡って1年あまり。すでに国内リーグでデビューを果たしたのはもちろんのこと、ヨーロッパカンファレンスリーグにも出場し、準々決勝では鮮やかなゴールまで決め、クラブのベスト4進出を大きく後押ししているのである。
日本という極東の島国で生まれ育ったティーンエイジャーとしては、十分すぎるほどの経験を重ね、成長の階段を着実に上がっていると言っていいだろう。
今夏にもステップアップの移籍があるのかもしれないという淡い期待はかなわなかったが、それでも小杉はまだ19歳だ。大きく体格に勝る相手との対戦を繰り返すことは、さらに自身の武器を磨くことにつながるだろう。
ヨーロッパでの新たなシーズンばかりでなく、その先も含め、彼の選択、そして挑戦を楽しみにしたい。
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