ブンデスリーガの日本人がすごかった! 「キャリアハイのシーズン」「走行距離ナンバーワン」の活躍だった選手たち (2ページ目)
また、堂安への信頼が高まったのは攻撃面だけが理由ではない。指揮官のユリアン・シュスター監督が「彼が今日もどれほど守備に汗をかいてくれたことか。どれほどの競り合いで勝利してくれたことか。どれほどチームのために全力でプレーをしてくれたことか。そこに本質的な価値がある」と褒め称えるように、試合全体を通したハードワークもチームトップクラス。攻守にフル稼働を続け、チームを変貌させていったのだ。
堂安は最終的にキャリア初の二桁となる10得点を達成し、アシストも7つ記録した。ただ、この数字に満足しないのも彼らしい。
「1シーズンに二桁得点することはラッキーな年だったら誰でもできるもの。いつもソン・フンミンの凄さを例に挙げているけど、やはり毎シーズンのようにプレミアリーグの舞台で二桁取り続けているというのが凄さだと思う。それが本当のクオリティーだと思うので、そういう選手になりたいです」
今季のパフォーマンスもあり、フランクフルトやドルトムントを中心に多くのクラブから関心を持たれている。今後のキャリアを考えても"移籍するタイミング"であることは間違いない。来季どのユニフォームで試合を見られるか、楽しみにしたい。
2 / 4