マンチェスター・シティ、レアル・マドリードなど、欧州サッカートップ5クラブの今季最新フォーメーション (3ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi

レアル・マドリード(スペイン)

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FW/ヴィニシウス(ギュレル)、エムバペ(エンドリッキ)、ロドリゴ(ブラヒム・ディアス)
MF/ベリンガム(セバージョス)、バルベルデ(モドリッチ)
MF/チュアメニ(カマビンガ)
DF/メンディ(フラン・ガルシア)、リュディガー(バジェホ)(アラバ)、ミリトン(ラモン)、カルバハル(ルーカス・バスケス)
GK/クルトワ(ルニン)

 昨季、15度目の欧州制覇を果たした世界のクラブフットボールを代表するチームに、数年前から相思相愛だったキリアン・エムバペがパリ・サンジェルマンからついに加わった。

 さらに2022年12月にパルメイラスとの移籍で合意していたブラジルの最新の至宝エンドリッキも、18歳になって晴れて入団。急成長中の19歳のアルダ・ギュレル、すでに王者の風格を漂わせる21歳のジュード・ベリンガム、ヴィニシウスとロドリゴのブラジルコンビと、誰が出ても相手の脅威となる攻撃陣が完成した。

 トニ・クロースが現役を退いた中盤だが、何年も前からそれを見越してフェデリコ・バルベルデやオーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマビンガといった最高級の若手にレジェンドの薫陶を与えており、今ではそれぞれに独り立ち。39歳のルカ・モドリッチも健在だ。

 最終ラインについては、マドリーひと筋だったナチョがサウジアラビアへ移り、重傷を負っているダビド・アラバの復帰にも時間がかかることを考えると、戦力はダウンしたと言えるか。それでも、白い巨人がまたしても欧州で猛威を振るいそうな気がする。

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