南野拓実のライバルが得点量産。ゴール前の動きがハイレベルで秀逸! (2ページ目)
◆フィルミーノは「偽9番」以上の働き。リバプールのエンジンはここが凄い>>
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2列目からフリーの状態でペナルティーエリアに進入
右サイドのカーティス・ジョーンズからロバートソンへサイドチェンジのパスが通り、レスターの守備陣形は左にスライドした。ラインを揃えながら前線に張った3人をそれぞれが捕まえていたが、2列目のジョッタは中間ポジションで常に浮いていた。まずこのポジショニングがポイントだった。
ジョッタはFWふたりの間を抜け出しゴール前へ。ヘディングシュートでゴールを奪った ロバートソンがロングフィードをコントロールし、飛び込んできたDFを交わしてルックアップ。その瞬間にジョッタは動き出した。
この時、中央のレスターDFジョニー・エバンスはサディオ・マネの、クリスティアン・フクスはロベルト・フィルミーノのマークについて、ナンパリ・メンディの裏にいたジョッタはフリーだった。
ジョッタはそのスキを突くように2列目から飛び出し、ペナルティーエリア中央へ加速した。それを見たロバートソンはすかさずクロスを供給。フクスはジョッタの姿を捉えてすぐにフィルミーノのマークを捨てて中に絞ったが、すでにジョッタに内側を取られていた。
ロバートソンのクロスは、トップスピードで入ってくるジョッタの頭にピンポイントで合い、ジョッタはファーに流すシュートでフィニッシュ。
ジョッタのこのゴールはホームでの4試合連続ゴールとなり、リバプールのクラブ史上初の記録となった。この試合では欠場したモハメド・サラーの穴を埋めた。今後はオプションやバックアッパーとしてだけでなく、不動の3トップのポジションを脅かす存在にもなりそうだ。
【動画】ジョッタ大活躍! リバプールvsレスターハイライト
(ジョッタのゴールシーンは2分33秒〜3分12秒)
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