福田正博が納得。ハーランドを見れば
ゲットゴールの法則がわかる (5ページ目)
ただ、ひとつ課題があるとすれば、それはあまり派手さがないことかもしれない。ハーランドはセオリーどおりにプレーしてゴールを量産する。それはすごいのだが、人々が魅了される華やかさとは、危なっかしさと同居している部分もあるからだ。
ドルトムントならネイマールも評価している20歳のジェイドン・サンチョ(イングランド代表)がそうした華やかな選手だろう。自分で仕掛けて局面を打開するが、好不調の波もあり、そこが魅力でもある。
ハーランドは、華々しさでは現時点ではほかの選手に一歩譲ることになるかもしれないが、彼が次代のスーパースター候補のひとりであるのは間違いない。
ブンデスリーガは6月27日でシーズン終了を迎えるが、今後もハーランドから目が離せない日がつづきそうだ。
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