2020.06.22

ゴール量産の秘訣がここに。レバンドフスキが繰り返す動きの正体とは

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ
〜勝負を決めるワンプレー~

Question
このあとレバンドフスキはどうしたか?

 ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)の、ストライカーとしての偉大さを説明するのは容易い。彼ほどゴールによって自らの存在価値を証明してきた選手はそういないからだ。どんな形からでも点を奪うその姿は、まさにストライカーの理想像と言える。

 18歳でポーランドの当時3部リーグの、ズニチュ・プルシュクフよりプロキャリアをスタートすると、いきなり15得点で得点王となり、チームは2部に昇格。さらに翌年も21得点で得点王となって1部昇格に貢献した。

 それからレフ・ポズナン、ドルトムントと、渡り歩くクラブで必ずリーグ得点王に輝き、2014-15シーズンに名門バイエルンへ移籍しても、その得点力で不動の地位を築いた。

 そして今季、バイエルンはリーグ8連覇を達成。レバンドフスキは現在33得点とキャリアハイを記録し、あと1試合を残してブンデスリーガ5度目の得点王を確実にしている。

ゴール前でコウチーニョにパスが渡る。レバンドフスキはどんなプレーをしただろうか このチャンピオンズリーグのトッテナム戦でのゴールは、いかにしてゴールの山を築いてきたかを象徴するシーンだった。後半42分、イバン・ペリシッチからフィリペ・コウチーニョへパスが渡ろうとする時、レバンドフスキはどうしただろうか?