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プレミアリーグ再開に足並み揃わず。
合トレ参加を辞退する代表選手も (3ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by Getty Images


 ただし、ここまでのシーズン再開の動きにすべての足並みが揃っているわけではない。まだ乗り越えなければならないハードルが残されているのも事実だ。

 そのひとつが、プレミアリーグが目標に設定した6月12日というスケジュールである。

「(試合をできるだけのフィットネスが)1週間半や2週間そこらで戻るわけがない。勝敗がかかったコンペティションを戦うには、最低でも丸4、5週間のチーム練習が必要だ」と主張するのは、マンチェスター・シティのラヒーム・スターリングだ。

 ニューカッスル・ユナイテッドのスティーブ・ブルース監督も「少なくとも6週間は必要だ。8週間もチーム練習を休んだことなど、選手たちのキャリアでも初めてのことだということを忘れないでほしい」とコメントし、6月12日の再開は時期尚早だと訴えている。

 たしかに、少人数でのグループ練習がスタートしたものの、プレミアリーグのクラブが練習場で個別トレーニングを開始したのは、つい先週のこと。3月9日に行なわれたレスター・シティ対アストンビラ戦を最後に、彼らはロックダウン下で約2カ月にわたって自宅での個別トレーニングを続けていた。

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