メッシも始動。ラ・リーガ再開へ
感染者を出さないための対策の中身
新型コロナウイルスの影響により無期限延期とされていたラ・リーガだが、ついに再開の見通しがついた。
リーグ再開に向けて動き出したスペイン。バルセロナも練習を開始した 3月14日にスペイン全土に非常事態宣言が出されると、ラ・リーガとスペインサッカー連盟は3月23日にリーグ戦の無期限延期を発表。すべてのクラブが活動を停止し、選手たちはひたすら自宅で個人トレーニングを繰り返す日々を強いられた。
その間、リーグがこのまま再開されない場合、現在首位のバルセロナをチャンピオンにする措置をラ・リーガが検討していると報じられると、レアル・マドリードのGKティボー・クルトワは、「バルセロナとの勝ち点差はわずか2だ。僕たちはチャンピオンになれる可能性がまだある。そのためシーズンが打ち切られたら運が悪いよ。彼らがチャンピオンに決まったら不公平だ」と不満を漏らした。
一方、リーグが中止になると恩恵を受ける可能性があるチームが存在する。それは降格圏内にいるマジョルカ、レガネス、エスパニョール。理由は今季のセグンダ(2部)降格がなくなるかもしれないからだ。しかし、マジョルカのビセンテ・モレーノ監督は「もしリーグが再開されない場合、何が起こるかわからない。降格圏内にいるチームの利益が常に話されているのは、とても不愉快だ」と不快感を露わにした。
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