東京五輪の見どころポジションSB。
その宝庫はブラジルかフランスか (5ページ目)
内田は予測能力に優れるだけでなく、持ち前の速さで相手を制し、攻撃の突破口になった。日本人史上最高のサイドバックと言える。酒井も屈強さは日本人離れしており、戦いの中で駆け引きも身につけた。
だが、森保一監督が率いる東京五輪代表は、3-4-2-1というフォーメーションを敷く限りSBが存在しない。システムありきなのか、人材がいないのか。岩田智輝(22歳、大分トリニータ)などはSBの素養がある選手に思われるが......。
サイドバックは早く旬が訪れる可能性があるポジションだと言えよう。それだけに東京五輪での見どころのひとつになるかもしれない。
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