南野拓実、壁に直面。リバプールで
飛躍を遂げた「先輩たち」に続きたい

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 3月7日に行なわれたプレミアリーグ第29節リバプール対ボーンマス戦で、英BBC放送がマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出したのは、リバプールのFWサディオ・マネだった。

南野拓実はリバプールでどこまで成長していけるのか南野拓実はリバプールでどこまで成長していけるのか 27歳のアタッカーは1ゴール1アシストの活躍で、2-1の逆転勝利に大きく貢献。前半にはポスト強襲の強烈なミドルシュートを打つなど、MOMにふさわしい存在感を示した。英BBC放送は「違いを作った」と褒めていた。

 セネガル代表FWのマネは、2016年6月にサウサンプトンからリバプールに籍を移した。前年度にはルイス・ファン・ハール監督率いるマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いていたが、マネは彼らの申し出に断りを入れ、その翌年にリバプールへの移籍を決めた。

 後日、マネは「ユルゲン・クロップ監督の存在が決め手になった。自分のことを正しく評価してくれて、自分のことを強く求めていると感じた。ここなら成長できると思った」と、リバプールへの移籍を決めた理由について明かした。

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