2020.03.01

レアル・マドリードがピンチ。
首位攻防のクラシコは大幅にプラン変更

  • 高橋智行●文 Takahashi Tomoyuki
  • photo by Getty Images

 リーガ2位のレアル・マドリードは3月1日、首位バルセロナとの大一番(クラシコ)を迎えるが、エデン・アザール負傷により、ジネディーヌ・ジダン監督は大幅なプラン変更を余儀なくされている。

得点力不足状態のレアル・マドリード。バルセロナとのクラシコでは、ベンゼマ(写真左)の爆発が必要となる 約3カ月間負傷離脱していたアザールが、後半戦のビッグゲームとなるチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントやクラシコに照準を合わせて回復してきたのは、マドリディスタにとって朗報だった。

 アザールは、クリスティアーノ・ロナウドに替わる新たなスターとして、昨年夏に1億ユーロ(約120億円)で迎えられたが、開幕戦のセルタ戦前日に左足大腿直筋を負傷し、シーズン最初の3試合を欠場していた。その後は試合出場を重ねて調子を上げていたが、11月26日のCLパリ・サンジェルマン戦で右足首亀裂骨折。約3カ月もの戦線離脱を余儀なくされた。

 そんな状況のなか、シーズン序盤に苦しんだチームは守備の再構築に成功し、徐々に調子を上げていった。今年に入りリーガ最少失点をキープしてバルセロナから首位を奪還すると、スーペルコパではバレンシア、アトレティコ・マドリードを撃破して優勝。国王杯でレアル・ソシエダに敗れるまで公式戦21試合連続無敗をキープした。