バルサ、レアルがもたつき空前の
大混戦に。戦国リーガの下剋上候補 (3ページ目)
そして、チームを操るのはサンティ・カソルラだ。スペイン代表で数々の栄光に浴してきた天才的MFで、34歳の現在もその技は衰えていない。アーセナルではケガに見舞われ、リハビリに多くの時間を費やしたが、不屈の姿勢で挑み、見事に復活を遂げた。
現在は8位(首位と勝ち点4差)のビジャレアルだが、チャンピオンズリーグ出場は射程圏内だ。
彼らはバルセロナ、レアル・マドリードの牙城を崩せるのか。
「2強の実力は違う次元にあるよ」
かつてレアル・マドリードでプレーし、現在はグラナダに所属する34歳のロベルト・ソルダードは語る。それは現実的な見方だろう。単純に予算を比較すれは20倍近い差があるのだ。
しかし、そのビッグ2は盤石ではない。群雄割拠のシーズンとなりそうだ。
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