日本と戦うポーランド。過去データから
W杯4強入りの確率は8分の3 (2ページ目)
◆グループF:W杯では無類の強さを誇るドイツ
W杯前のテストマッチではなかなか結果を残せず、本番に向けて暗雲が漂っている前回覇者のドイツだが、W杯では常に安定した成績を残している。戦後に出場した全16大会で、ベスト16以下の結果に終わったことは一度もないのだ。
また、W杯初戦においては現在7連勝中のドイツ。最近4大会では、すべて4得点以上を挙げて大勝を収めている。今回も見事にスタートダッシュを決めれば、イタリア(1934年、1938年)、ブラジル(1958年、1962年)に続いて3カ国目の連覇達成も見えてくるかもしれない。
【ドイツのW杯初戦連勝記録】
1990年=4○1ユーゴスラビア
1994年=1○0ボリビア
1998年=2○0アメリカ
2002年=8○0サウジアラビア
2006年=4○2コスタリカ
2010年=4○0オーストラリア
2014年=4○0ポルトガル
※1990年は西ドイツ。
なお、ドイツの初戦(6月17日。※日本時間6月18日)の相手は、メキシコ。ドイツ同様、メキシコもW杯では安定した強さを誇る。参加資格を剥奪された1990年W杯を除いて、1986年から出場したW杯7大会連続で決勝トーナメント進出を果たしているのだ。
非常に見応えのある一戦となるが、W杯やコンフェデレーションズカップ(以下、コンフェデ杯)など、国際大会における両者の対戦成績は以下のとおり。データ的には、ドイツに分がある。
【国際大会におけるドイツvsメキシコの対戦成績】
1978年=西ドイツ6○0メキシコ(W杯/アルゼンチン)
1986年=西ドイツ0△0(PK4-1)メキシコ(W杯/メキシコ)
1998年=ドイツ2○1メキシコ(W杯/フランス)
2005年=ドイツ4○3メキシコ(コンフェデ杯/ドイツ)
2017年=ドイツ4○1メキシコ(コンフェデ杯/ロシア)
※( )内は大会名と開催国(以下同)
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