待ちきれない3人が、CLバイエルン対
レアルを開始前から語り尽くす

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小澤 当然、バイエルンはマルセロのサイドを狙ってくるでしょう。これに対してマドリーは、セルヒオ・ラモスがマルセロの背後のスペースを素早くカバーして、セルヒオ・ラモスが空けたスペースにカゼミーロが下がって対応するという守備戦術を徹底すると思います。

 そうなった時に心配なのは中央で控えるロベルト・レヴァンドフスキですが、彼にはラファエル・ヴァランをマッチアップさせて対応します。

 ただ、レヴァンドフスキはクロスに対しても強いですし、封じるのは簡単ではありません。しかも、準々決勝のユベントス戦でも露呈したように、GKケイロル・ナバスはクロスボールの処理が得意ではないので、マドリーとしてはクロスボールをいかに入れさせないかがポイントのひとつになると思います。

 それと、この両チームの対戦で忘れてはいけないのは昨シーズンの準々決勝です。特にバイエルン側からすると、第2戦は主審のジャッジによって敗れたという印象が強く残っているはずなので、モチベーションは相当に高いと思います。スペインの『マルカ』紙でも、この対戦が決定した翌日の一面で、退場処分を受けたビダルの写真が掲載されていたほどです。

 マドリーとしては受けたくはないけど受けざるを得ないという第1戦になると思いますし、だからこそジダンはアセンシオとルーカス・バスケスを起用して中盤をフラットに並べた4−4−2のシステムを使う可能性もあると見ています。

倉敷 アップ・トゥ・ロングでみると、意地悪な目線ですが、マドリーに対する主審のジャッジには注目が集まりそうですね。特にアディショナルタイムあたりでしょうか。これがまずアップの目線、そしてロングの目線で見れば驚くべきフィード技術にどうしても目がいきます。

 バイエルンのCBコンビ、マッツ・フンメルスとジェローム・ボアテングのフィード能力は傑出しています。近年のフットボールはハーフウェイライン後方からの仕掛けが重要なのですが、この2人はもっと深いところからピンポイントのパスを前線に送ることができる。マドリーもロングボールをうまく使えるチームですが、バイエルンの2人はラ・リーガでも滅多にお目にかかれないレベルです。

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