堂安律を直撃。驚異のコミュ力で
チームに君臨、ロシアW杯代表も狙う (6ページ目)
――そうした未来図に日本代表は入っていますか。
「もちろんです。僕としては、ロシア(W杯)を狙っている......と、ようやく言えるくらいの自分になれた気がするので、今はそこも明確に描いているし、そのためには3月の日本代表戦にはメンバー入りしないと話にならないと思っています。
日本では僕に対して、ロシアの次、というイメージを持っている人が多いのかもしれないけど、世界を見渡しても、また、さっき言ったチャンピオンズリーグでベスト4に入れるチームへの移籍を描けばこそ、24歳でW杯に初出場しているようでは、絶対に遅い。なので、日本代表の照準はまず、ロシアに据えています」
――昨年末の『EAFF E-1サッカー選手権』を戦った日本代表メンバーに、同世代から初めてDF初瀬亮選手(ガンバ大阪)が選ばれました。彼の存在も刺激になりましたか。
「刺激......というか、ただ、ただ(代表入りへ)先を越された自分にムカついてます(笑)。でも、その腹立たしさが僕の刺激でもある気がするし、それによって、海外組も含めた日本代表には『絶対に僕が一番に入ってやる』という思いも強くなった。
実際、そのための、海外移籍でもありましたしね。単に日本代表に選出されるだけなら、もしかしたらJリーグでプレーしていたほうが可能性は広がったかもしれないけど、僕はW杯で活躍するために、このタイミングで海外移籍を選択したので。
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