先発出場の香川真司、絶好のチャンスに
足がもつれた原因「わからない」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

「うまくいってないです。攻守においてチームとしてのやりたいサッカーが全く連動できてないかな。もちろん、選手が抜けたり入れ替わりがあるので、多少、時間はかかると思うんですけど、チームとしてもっと自分たちのサッカーだったりスタイルというのを、自信を持って表現していかなきゃいけない。今はひとりひとりがネガティブになったり自信がなかったり。若い選手も多いので、そういう選手をうまくチームとして生かしながら、躍動感あるサッカーを見せたいですね」

 今季のドルトムントは、うまくいっているのはアタッカー陣の個人技が生きている時で、少しでも連動性を求めるとちぐはぐになる。そんなジレンマを脱し切れないまま前半戦を終えた。

「今はその(個人技頼みの)サッカーに尽きるんじゃないでしょうか。やっていてもそう感じます。ウスマンには強烈な個はあるんですけど、そこに頼りきっているところが、正直、あると思います。チームとして崩しにかかるところが今はない。個人で打開するか、相手が後半疲れてきてスペースがちょっと生まれたら、そういうの(崩し)はありますけど。今の選手のクオリティから見たら、今日なんかも、もっと前半から圧倒しなきゃいけないと思いますし、そういう意味ではもったいないです」

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