原口元気vs大迫勇也。ブンデスで絶好調の
2人が激突して感じたこと (4ページ目)
しかし、実は前日練習で右足のふくらはぎを痛めてしまう。違和感はなかったため先発出場したが、ケガの影響でパフォーマンスが良くないと感じたペーター・シュテーガー監督からハーフタイムに交代を命じられた。
前半のみのプレーとなったが、チャンスがなかったわけではない。6分、マルセル・リッセのボール奪取からカウンターに転じたケルン。大迫は右サイドのリッセを走らせ、自身はゴール前へ。折り返しを受けた大迫はエリアの縁から右足ダイレクトでシュートを放ったが、枠に飛ばすことができなかった。
「僕自身、あまりタッチの部分がよくなかったのでしょうがない」と試合後に振り返ったように、パスを受けてもトラップが大きくなってしまい、相手にボールを奪われるシーンがたびたび見られた。
チームは重要な一戦を落とし、個人としてもケガという不本意な形で力になることができなかった。大迫にとっては2つの意味で悔しい結果となった。
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