2016.03.11

香川真司に明るさ戻る。トッテナム戦は8分間出場も「刺激になる」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Reuters/AFLO

 ヨーロッパリーグ(EL) 決勝トーナメント2回戦。プレミアリーグで首位レスターを追うトッテナムをホームに迎え、ドルトムントは3-0と予想以上の大勝を飾った。

ヨーロッパリーグ、トッテナム戦の82分から出場した香川真司 香川真司は82分から出場。特筆すべきプレーはなかったが、「ちょっとずつ(出場)時間が増えている」と、先週のダルムシュタット戦、バイエルン戦と出番がなかったことと比較し、ポジティブにとらえていた。

 この日ドルトムントは、システムを最近の3バックから4バックに戻した。中盤にはユリアン・ヴァイグル、ミキタリアン、ゴンサロ・カストロが入り、前線は1トップにオーバメヤン、右にエリック・ドゥルム、左にマルコ・ロイスが入った。

 システム変更が功を奏したのか、いいように中盤でボールを奪い、厚くしたサイドを使った攻撃が機能した。30分の先制点は左SBマルセル・シュメルツァーのクロスをオーバメヤンが決めたもの。61分 の追加点は、左のショートコーナーからカストロのクロスをDFネヴェン・スボティッチが落とし、大外にいたロイスがニアの狭い隙間にシュートを突き刺した。3点目は70分。中央をオーバメヤンがドリブルで上がり左のカストロに開くと、カストロがゴール前に入れたボールにロイスが走り込んで冷静に右足で決めた。どれも偶発的なものではなく、相手との力の差を感じさせるゴールだった。