香川真司、EL決勝Tやる気満々。「CLからいいチームが来た」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko 渡辺航滋●写真 photo by Watanabe Koji

 ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグが終了、ドルトムントは最終戦でPAOKに0-1で敗れ、C組2位で決勝トーナメント進出となった。第5節終了時点ですでに突破を決めていたドルトムント。最終戦となったPAOK戦で勝利し、なおかつクラスノダールが勝ち点を落とせば首位突破の可能性もあった。だが、クラスノダールは勝ち、ドルトムントは敗れた。

ヨーロッパリーグPAOK戦に先発した香川真司ヨーロッパリーグPAOK戦に先発した香川真司 香川真司は今季ELでは2度目の先発出場。先週のブンデスリーガ、ヴォルフスブルク戦では途中出場だったため、公式戦2戦ぶりの先発だったが、得点に絡むことなく後半21分に退いた。

「1位突破を狙っている」とトゥヘル監督は前日会見で話したが、蓋を開けてみれば半数は控え組が先発していた。メンバーに「とても悩んだ」と言うようにギュンドアンが負傷で欠場、ツヴァイテ(2軍)の選手であるシュテンツェルを先発させている。他にもブンデスリーガではチャンスをつかみきれないヤヌザイやラモス、パク・チュホ、ベテランだが今季出場機会の少ないスボティッチらが並んだ。

 香川真司は正直な心境を明かす。

1 / 3

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る