イタリアサッカー復権の戦いだったユベントスのCL決勝

  • 利根川晶子●文 text by Tonegawa Akiko photo by MUTSU KAWAMORI/MUTSUFOTOGRAFIA

 いや、ユベントスだけではない。そもそもイタリアのクラブチーム自体が他のヨーロッパの強豪チームと肩を並べられなくなって久しい。かつては毎年のように決勝でイタリアのチームが戦っていたというのに、今回は2009~2010のインテルから5年ぶり。そのためユベントスというより、イタリアサッカーの復活をかけての戦いという感が強かった。おまけに決勝の地、ベルリンのオリンピアシュタディオンは2006年W杯でイタリア代表が世界チャンピオンとなった場所である。

 ユベントスは善戦したものの勝利の女神はバルセロナに微笑んだ。この試合を最後にユベントスを去ると言われているピルロの涙が、勝利に沸くバルサの選手たちと対照的だった。

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