クロップ監督とあと2試合。工夫のなさを嘆く香川真司 (3ページ目)
クロップ監督も記者会見で2週間後の対戦について問われている。
「ボルフスブルクとは勝ち点でおよそ25、離れている。簡単な決勝ではないだろうが、チャンスがないわけではないだろう。素晴らしい決勝になると思う。ボルフスブルクはとても強く、今年は素晴らしい結果を残したチームだ」
多分にリップサービスを含んでいるとはいえ、相手をここまで称えるというのは、少しエクスキューズめいている感じがしないでもなかった。
リーグ戦は残り1試合。王者バイエルンはここに来て5連敗と覇気がない。一方で残留争いは、最下位パーダーボルンにもまだチャンスがあり盛り上がりを見せている。
現在7位のドルトムントは、勝ち点43で並ぶブレーメンとの最終節をホームで迎える。順位争いは大きなモチベーションになりにくいが、ジグナルイドゥナパークでクロップがドルトムントの指揮官として迎える最後の試合となる。
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