2014.11.21

ドイツ誌も注目。山田大記がゴールを量産し始めた理由

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by Getty Images

 アギーレジャパンは、年内のテストを経て、当面はベテラン勢中心のメンバーに落ち着きつつあるようだ。とはいえ、指揮官の目に止まりさえすれば、所属のカテゴリーは問わず、テストに招集される可能性はこれまでよりも高い。そんな印象を受けるのが今の代表でもある。ドイツ2部カールスルーエで粛々と日々を送っている山田大記にも、スポットが当たる日が来るかもしれない。

 2014~15シーズン、ジュビロ磐田からカールスルーエに加入した山田。第13節が終了した現時点で12試合に先発出場、9試合でフル出場を果たしている。第11節ザンクトパウリ戦と第13節グロイターフュルト戦では2ゴールを挙げ、今季トータル5ゴールとした。キッカー誌の電子版は11月19日深夜付で、山田の記事を大きく掲載している。2部において今、山田は注目選手のひとりなのである。

前節グロイターフェルト戦で2ゴールをあげた山田大記 同記事では、夏にアジアから「目の前にチャンスがあったら、つかまなくちゃ」という意気込みで移籍してきたことから始まり、現在は主力として戦っていること、ホームではわずかに1ゴールしか決めていないので「次は決めたい」と話していることなどが記されている。日曜日(11月23日)のアウエ戦を盛り上げようとする試合前モノのベタな記事ではあるが、そこでニューフェイスとしてではなく、カールスルーエの主力の言葉として取りあげられていることが、その存在感を示しているのではないか。

 現在カールスルーエは勝ち点20で6位につけている。首位のインゴルシュタッドは勝ち点27、昇格圏の3位ダルムシュタッドは同23。カールスルーエの目標である1部昇格は、十分、手の届くところにある。