苦戦続くシャルケ内田篤人。「開幕から面倒くさい展開に...」
チャンピオンズリーグのプレイオフ第1戦、シャルケはホームでPAOK(ギリシャ)相手に1-1のドローで終わった。来週行なわれるアウェーでの第2戦に向けて、苦しいスタートとなった。今季はここまでリーグ戦を含めた公式戦3戦で2分1敗。チーム状態は良くない。
対戦相手は本来であればウクライナのメタリストだった。だが、過去の八百長関与により失格処分となり、予選3回戦でそのメタリストに敗れていたPAOKが繰り上げでプレイオフに進出した。つまりシャルケからみたら格下のチーム。その相手に手こずった。
「前半も後半も自分たちがボールを保持はしていた。でも、意外に決定的な形はなかったんだよね」と、内田篤人は、端的に試合を振り返った。
チャンピオンズリーグプレイオフ、PAOKとの第1戦に先発フル出場した内田篤人(シャルケ) 立ち上がりから試合を支配したのはシャルケ。前半のボール支配率はなんと70パーセントと、そうそう見られない数字を叩き出した。
シャルケはボールを回し、人数をかけて攻撃した。内田も再三高い位置に上がった。この日のファーストプレイはキックオフ直後。右サイドのスペースに出たボールに走り込み、そのまま運んでクロスを入れた。
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