2012.12.05

【クラブW杯】各大陸王者が日本に集結。注目選手はコイツだ!

  • 鈴木英寿●取材・文 text by Suzuki Hidetoshi
  • photo by AFLO

ブラジル代表にも定着した21歳の新鋭オスカル。チェルシーが誇る次世代ミッドフィルダーだ 第9回目となるFIFAクラブワールドカップが、12月6日から日本で開催される。

 クラブ世界一を目指して集うのは、以下の大陸別王者だ。チェルシー(欧州/イングランド)、コリンチャンス(南米/ブラジル)、モンテレイ(北中米カリブ海/メキシコ)、アル・アハリ(アフリカ/エジプト)、蔚山現代(アジア/韓国)、オークランド・シティ(オセアニア/ニュージーランド)。そして開催国枠のJ1リーグ王者、サンフレッチェ広島は準々決勝進出をかけて、プレイオフでオークランド・シティと争う。

 優勝候補筆頭は、欧州王者のチェルシーだ。主将のDFジョン・テリーがケガで長期離脱を余儀なくされ、国内リーグでは審判による人種差別発言に巻き込まれ、そして毎度おなじみの監督交代劇……。ネガティブな話題が目に付くものの、それでも今大会のチェルシーには、見どころがたくさんある。

 とりわけ、今季より加入したオスカル(ブラジル代表)、エデン・アザール(ベルギー代表)、そしてプレミア2年目のファン・マタ(スペイン代表)のテクニシャントリオが揃う中盤に関しては、「世界屈指の構成力と創造力」と絶賛するイングランドのサッカー関係者も多い。FIFA公式サイトのインタビューに答えたオスカルは、「僕とアザールが加わったことで、スタイルが変わり、より攻撃的なチームになった」と胸を張る。

 ジョゼ・モウリーニョ監督が率いていた6~7年前までのチェルシーは、パワーとスピードを武器とする『無骨なチーム』だった。しかし、今年11月に就任したスペイン人指揮官ラファエル・ベニテス監督は、『パスサッカー』を推進する。新生チェルシーが日本の地でどんなパフォーマンスを披露するのか、大いに注目したい。