【EURO】スペインVSイタリアの決勝は、なぜ大差がついたのか? (3ページ目)
今大会のスペインは、決して順風満帆に頂点までたどり着いたわけではない。それどころか、むしろ苦戦の連続だった。ボールポゼッションでは相手を圧倒するものの、センターフォワードの人選は最後まで定まらず、なかなかゴールに結びつけられなかったことが、その最たる要因だろう。
それでも、セスク・ファブレガスを起用する”0トップ”を巧みに用いて際どい試合をものにし、最後はゴールラッシュで締めくくった。史上ふたり目のワールドカップとユーロの二冠監督となった指揮官は、胸を張って言う。
「重要なのは(フォーメーションや誰が出るかではなく)、得点することだ」
やはりスペインは強かった。
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