検索

【Jリーグ】森島寛晃「ガンバだけには絶対に負けたくなかったのに...」 セレッソの悲劇にさらなる追い討ち (4ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei

【会長となったミスターセレッソの夢】

 シルバーコレクターの汚名を返上したセレッソだが、リーグ優勝はまだ成し遂げられていない。クラブと森島の次なる夢は、やはりリーグ制覇だ。

「ルヴァンも天皇杯も獲ったので、あとはリーグ優勝しかないですね。先ほども言いましたけど、やっぱりリーグ優勝をすることで、チームはさらに強くなっていくと思います。

 年末にJリーグアウォーズに行くと、優勝した選手たちがみんな表彰式に出られるじゃないですか。みんなで壇上に上がる姿を見ると、うらやましいなと思います。だから、セレッソの選手たちが主役となった表彰式を早く見たいですね。Jリーグアウォーズを見るたびに、毎回、そう思います」

 20年前にたどり着けなかった場所へ──。会長となった「ミスターセレッソ」は、愛するクラブの明るい未来をはっきりと思い描いている。

<文中敬称略/了>


【profile】
森島寛晃(もりしま・ひろあき)
1972年4月30日生まれ、広島県広島市出身。1991年に東海大一高(現・東海大静岡翔洋高)から当時JSL2部ヤンマーディーゼル(1994年〜セレッソ大阪)に入団。プロ2年目には主力として活躍し、1995年にはJリーグ参入初年度でベストイレブンに選出される。2008年に現役を引退するまで移籍することなく「セレッソの象徴」として君臨。引退後はチームのアンバサダーや編成・スカウティングに携わったのち、2018年に株式会社セレッソ大阪の代表取締役社長に就任。2025年4月より会長職。日本代表として1998年と2002年のワールドカップに出場。通算64試合12得点。ポジション=MF。身長168cm。

著者プロフィール

  • 原山裕平

    原山裕平 (はらやま・ゆうへい)

    スポーツライター。1976年生まれ、静岡県出身。2002年から『週刊サッカーダイジェスト』編集部に所属し、セレッソ大阪、浦和レッズ、サンフレッチェ広島、日本代表などを担当。2015年よりフリーランスに転身。

【図】Jリーグ「歴代最強チーム」フォーメーション

4 / 4

キーワード

このページのトップに戻る