【Jリーグ】小泉佳穂(柏)がおすすめマンガを紹介「ほおを殴られたような気持ち」になったSF作品とは?
春マン!!2025×J.LEAGUE スペシャルコラボ
Jリーガーが選ぶおすすめマンガ特集!
第3回 小泉佳穂(柏レイソル)
集英社の春のマンガキャンペーン「春マン!!2025」が、5月7日(水)まで開催中。人気・最新の集英社マンガ約800作品を無料公開しているほか、今春はJリーグとのコラボが実現しました! J1各クラブの現役Jリーガー20人が、おすすめマンガを紹介します。第3回は、柏レイソルの小泉佳穂選手が登場。"新生レイソル"の攻撃の司令塔を担う、小泉選手が選んだマンガとは?
小泉佳穂選手(柏レイソル)©J.LEAGUE
ーー小泉選手は子どもの頃、マンガを読んでいましたか?
小泉 小泉家の教育方針として、ゲームとかが禁止だったんですが、家にあるマンガだけは読むのを許されていて、『SLAM DUNK』(井上雄彦)とか、手塚治虫作品を読んでいました。ほかの娯楽がなかったこともあって、ストーリーへの没入、そして登場人物と重ねて追体験できることが、大人になった今でもとても楽しいです。
ーーでは、おすすめマンガを教えてください!
小泉佳穂イチオシその1
『レベルE』
『レベルE』(冨樫義博/集英社)小泉 そもそも『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博)が大好きなんですよね。セリフの穴埋めクイズを出されても自信があります(笑)。そこから冨樫先生のほかの作品を読みたいと思ったのが『レベルE』を知ったきっかけです。2〜3年前に読んで、"なんだこれは!"と大袈裟じゃなく、衝撃を受けました。
小泉佳穂イチオシその2
『WANTED! 』
『WANTED! 』(尾田栄一郎/集英社)
小泉 自宅には父の好きなマンガしかなかったので、児童館で読んでいました。連載が長いと何度も児童館へ行かないと読みきれないので、短編集が好きでしたね。『WANTED! 』で好きなエピソードは、「神から未来のプレゼント」で、最後に百貨店に取り残された子どもの名前が「よしお」というのにも親近感が湧いていました(笑)。
小泉佳穂イチオシその3
『ワールドトリガー』
『ワールドトリガー』(葦原大介/集英社)小泉 ストーリーとして伏線が張りめぐらされていて、とくに、"何気ないシーンがのちのち重要な意味を持つ"みたいな構成の作品が好きです。「遅効性SF」っていう作品のキャッチフレーズがまさにそのとおりで、ストーリーとキャラクターの一貫性もそうですし、学びもあるので、読んでいてほおを殴られたような気持ちになりました(笑)。
<プロフィール>
小泉佳穂 こいずみ・よしお/精度の高い左右両足のキックと、優れた戦術眼でチームの攻撃をつかさどる司令塔。相手の隙を巧みに突く長短のラストパス、フィニッシャーとして相手ゴールを脅かし続ける。浦和時代にACLを制したリカルド・ロドリゲス新監督とともに、「新生レイソル」にタイトルをもたらす。