高校サッカーインターハイでスカウトも注目する選手たち 「大会屈指の守護神」「迫力十分のエアバトル」を見せるGK&DF6人 (6ページ目)

  • 森田将義、吉田太郎●文・写真
  • text&photo by Morita Masayoshi, Yoshida Taro

神村学園の吉永夢希神村学園の吉永夢希この記事に関連する写真を見る吉永夢希 
(よしなが・ゆめき/神村学園/DF/3年/177cm、69kg)

「将来的にはジョルディ・アルバのように毎試合、得点に絡みたい。後ろの選手ですけど、得点でチームを勝たせられる選手になりたい」

 その言葉どおり、高い攻撃性能を誇る左サイドバック。自陣から勢いよく左サイドを駆け上がり、前方の選手を追い越してチャンスを作る。攻撃力は高校年代でもずば抜けており、U-17日本代表では左サイドハーフで起用された。チームでも彼を生かすため今年は3バックを併用し、攻撃力を発揮しやすいウイングバックとしてもプレーする。

 守備力には成長の余白を残すが、上のステージで活躍できる可能性は十分ある。すでに複数のJクラブの練習に参加するが、獲得に名乗りを挙げるクラブは増えており、争奪戦の色を呈している。

プロフィール

  • 森田将義

    森田将義 (もりた・まさよし)

    1985年、京都府生まれ。10代の頃から、在阪のテレビ局でリサーチとして活動。2011年からフリーライターとしてU-18を主に育成年代のサッカーを取材し、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿を行なう。

  • 吉田太郎

    吉田太郎 (よしだ・たろう)

    1976年、千葉県生まれ。2000年から金子達仁氏主宰、スポーツライター養成講座「金子塾」で活動。スポーツ新聞静岡支局記者などを経て、2007年よりサッカーメディア「ゲキサカ」(講談社)で編集記者。U-18の育成年代を中心に、サッカーの取材、執筆、撮影を行なう。

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