「イニエスタ後」のヴィッセル神戸に死角は? 大迫勇也ら「個への依存」は諸刃の剣に (3ページ目)
「前半戦は、すばらしい戦いでした。しかし、後半戦も大事です。きっと、皆さんの支えが必要になるでしょう。あなたたちこそ、このチームのエンジンです」
イニエスタはサポーターに向かって、暗示的に語っている。
7月7日、敵地でのアルビレックス新潟戦が、神戸にとって"イニエスタ後"の初戦となる。
プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。
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