鹿島アントラーズに明るい変化の兆し。まさかの逆転負けもポジティブに捉えることができるわけ (3ページ目)
鈴木もまた、もったいない敗戦に「ミスして学ぶことはあるが、それを次にどう生かすか。(気持ちの)切り替えだけを強調するのは好きじゃない。ミスを重く受け止めてやらないといけない」と、厳しい言葉を口にする。
岩政監督が「油断やスキがあったのかはわからない。結果論でもあるので難しい」と評した敗戦は、今の鹿島に欠けているものを突きつけられた試合だったと言えるのかもしれない。
しかし、試合終了間際に2点を失うまさかの逆転負けを目の当たりにしてもなお、鹿島からポジティブな印象を受けたことは間違いない。だからこそ、岩政監督が口にした、こんな言葉も腑に落ちる。
「シーズンは紆余曲折があって進むもの。自分たちは道の途中で、チームを作ってる段階にある」
歩む道のその先が楽しみになるだけの、変化の兆しは見えている。
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