アルビレックス新潟、横浜FCに続くのは? J1昇格プレーオフを巡る熾烈な戦いが展開中

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Images

「今日は強い気持ちで戦った。ベガルタは目標に辿り着く力がある。このスピリットを次も見せられたら......」
 
 フォギーニョがそう語ったように、パワーと集中力で寄り切った。

 どちらも"らしさ"を見せ、エモーショナルな試合だったことは間違いない。ただ、両者ともに単純なミスが多く目についた。パスはずれ、コントロールが乱れることもしばしば。試合マネジメントにも粗が見えて、波が激しかった。たとえば仙台も、CKをゾーンで守るのはいいが、失点シーンのように、あれだけノーマークにすればエリア内の守備は成り立たない。

 プレーオフでJ1クラブに勝ち抜くことを考えた場合、熊本も仙台もこのままでは厳しい戦いを余儀なくされる。唯一、勝ち上がることができるとすれば、プレーオフで生き残りをかけた緊迫の連続で、本来の力以上のものが引き出された時だろう。仙台も熊本も、あるいは他のプレーオフ組も勝ち上がる勢いを生かせるか。

 10月23日の最終節、最後のプレーオフ進出チームが決まる。仙台はアウェーでブラウブリッツ秋田との決戦だ。

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