水沼宏太「見返してやるという気持ちだけでやってきた」。32歳で初招集、日本代表のラストピースとなるか (3ページ目)
エリート然としなかったことが、水沼を不屈の選手として強くしたのかもしれない。体が大きくもなく、特別に足が速くもなかった彼は、常にプレーと向き合ってきた。がむしゃらに走りながら、どうしたらチームのプレーがうまくいくのか、自分のプレーは生きるのか。その答えを試合の中で探ることで成長することができた。
その結実が、今回の代表初招集なのだろう。
「夢のスタートラインに立ったと思っています。(代表でも)自分らしく戦えるように頑張ります」
E-1選手権に向けての、水沼の決意表明である。
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