武田修宏からJリーグへのメッセージ。「クラブも選手も色・個性を追求してほしい」 (4ページ目)
開幕戦では国立競技場に歩いて入場していった時、ふいに涙が溢れてきました。いまでこそプロがありますけど、プロがない時代に5年間、日本リーグをやってきたので。特に開幕戦は思い出に残る、感慨深い試合になりました。
もうひとつは、試合ではありませんが、やはり世界のトップ選手と同じピッチで戦うことができたことです。彼らと一緒にプレーしたことは本当にいい思い出です。
W杯でベスト8を狙える国は、いずれも100年以上の歴史がある自国のリーグを持っています。日本はやっと30年です。まだこれからの国だと思います。だからこそ、色、個性、スタイルをもっと追求してほしいと考えます」
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武田修宏(たけだ・のぶひろ)
1967年5月10日、静岡県生まれ。清水東高校卒業後、読売サッカークラブ(日本サッカーリーグ)入団。Jリーグ創設とともに読売クラブはヴェルディ川崎に改組。三浦知良、ラモス瑠偉、北澤豪らと黄金時代を築く。その後、ジュビロ磐田、京都パープルサンガ、ジェフ市原などでプレー。2001年に現役引退後はタレントとしても活躍中。
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