2022.02.15

槙野智章の目立ちたがり屋精神に衰えなし。「先頭に立って盛り上げたいし、笑いを取りたい。俺を見ろ」

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei
  • photo by (C)VISSEL KOBE

Jリーグ2022開幕特集
新天地に賭ける男たち(2)
槙野智章(ヴィッセル神戸)インタビュー@後編

「このチームを変えたい」と意気込んで浦和レッズに入った10年前。では今回、槙野はヴィッセル神戸に何をもたらせると考えているのだろうか。

「とにかく結果ですよね。天皇杯は獲っていますけど、リーグでは3位が最高成績。やっぱり今季、チームが掲げるアジアチャンピオンとJリーグチャンピオンというところに加わっていきたいですし、神戸というチームに名前を残したいと思っています。槙野が来て何か変わったというよりも、強くなった、タイトルを獲ることができたと思ってもらえればいいですね」

 昨季、リーグ戦で3位となった神戸は、今季2年ぶりにACLに参戦する。浦和時代にアジア制覇を成し遂げた槙野の存在は、神戸にとっても頼もしいはずだ。

◆槙野智章@前編はこちら>>「新天地ヴィッセルでは、浦和でできなかったことを実現できる」

槙野智章はプロキャリア16年、今年で35歳になる槙野智章はプロキャリア16年、今年で35歳になる この記事に関連する写真を見る 「個人的にも3年ぶりなので、ACLはすごく楽しみですね。やっぱり、ACLではJリーグと同じような戦いをしていたらなかなか勝つのは難しい。やり方をACL仕様に変えることはもちろん、メンタル的な部分も変えないといけない。

 フィジカルも違えば、ジャッジも違うので、Jリーグで培ってきたことを出すことも大事ですけど、別の大会である以上は戦い方を変える必要もあると思います。Jリーグでやっていることが通用しない部分は多いですから」

 一方で、悲願のJリーグ制覇という目標にも今季の神戸は挑んでいく。槙野にとっては古巣・浦和との対戦も重要な位置づけだ。

「スケジュールをチェックしましたけど、まさかこんなに早いタイミング(2月23日)でやるとは思わなかったですね(笑)。神戸の選手として埼スタに乗り込むので、神戸のユニフォームを着て暴れまわる姿を見せたいと思います。

 当然、試合中はバチバチいきますし、神戸がゴールを取れるサポートをして、身体を張って守りたい。でも、試合が終われば、スタンドに元気に挨拶に行きたいですね。試合が終わったら仲間だと思っていますから」