2021.11.06

堅守自慢の名古屋グランパスは攻撃力も上昇中。シュヴィルツォクを生かしたコンビプレーの中身

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

Jリーグクライマックス2021
サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
シュヴィルツォクにスローインが渡った瞬間、稲垣祥はどう動いたか?

 ルヴァンカップ優勝で、11年ぶりにタイトルを獲得した名古屋グランパス。中3日で迎えたホームのJ1第34節柏レイソル戦は、2-0で完封勝利を収めた。

 連戦の疲れのなかでも堅い守備を披露し、今季20試合目のクリーンシートというリーグ記録を更新した。

 今節で川崎フロンターレのリーグ連覇は決したものの、未だACL出場権争いの行方はわからず、白熱している。名古屋は3位ヴィッセル神戸と3ポイント差の4位をキープし、残り4試合での逆転に望みをつないだ。

 そんな名古屋を前線で力強く牽引するのが、ストライカーのシュヴィルツォクだ。パワフルなポストプレーで起点となり、ゴール前では高い決定力を発揮。前節神戸戦に続いて、2試合連続ゴールを記録した。

 今回は、そのシヴィルツォクが決めた先制点をピックアップする。

スローインを受けたシュヴィルツォクを見て、稲垣はどう動いたかスローインを受けたシュヴィルツォクを見て、稲垣はどう動いたか この記事に関連する写真を見る  前半34分、右サイドからの宮原和也のスローインをペナルティーエリア中央にいたシュヴィルツォクが受けに来る。柏DFの古賀太陽を背負いながらボールを受けるシュヴィルツォクに対し、稲垣祥はどう動いていったか、というのがQuestionだ。