2021.10.20

サッカー界の「ドラ1」級選手たち。来季プロ入りする彼らの実績・特徴は?

  • 森田将義、松尾祐希●文
  • photo by Morita Masayoshi

すでに湘南でデビューを果たしている、期待のFW根本凌すでに湘南でデビューを果たしている、期待のFW根本凌 この記事に関連する写真を見る 根本 凌
ねもと・りょう
FW /鹿屋体育大学→湘南ベルマーレ/183cm、83kg

 高校3年生の時に、上田西高校を選手権ベスト4に導くまで目立った経歴はないが、183cm、83kgの恵まれたフィジカルを活かしたポストプレーは、ほかの選手にはない大きな武器。大型選手としては少ない、ゴール前の抜け出しも備えたタイプだ。

 大学に入ってからもプレーのスケールは増し続けた。年代トップクラスのFWとして評価され、J1での優勝経験を持つクラブからも関心を寄せられたが、大学3年生になる直前の昨年3月に、少年時代に通った湘南ベルマーレへの加入を決意。

 9月には湘南の特別指定選手としてデビューを果たし、「守備の強度が高いので、攻撃のテンポを速められるよう常に考えなければいけない」といち早くプロの基準を学んだ。今季はルヴァンカップの横浜FC戦で先発デビューを果たし、プロ初ゴールをマークしている。

 注目され始めてからの成長速度には目を見張るものがあるが、現状に満足していない。「海外を見ていると10代後半、20代前半で活躍している選手は多い。高卒でプロに行った選手と比べ、自分は遅れているという認識はある。まだまだ自分はこれから」と意気込む男の巻き返しは、これから本格的に始まる。
(森田将義/文)