サッカー界の「ドラ1」級選手たち。来季プロ入りする彼らの実績・特徴は? (6ページ目)

  • 森田将義、松尾祐希●文
  • photo by Morita Masayoshi

得点感覚に優れた木原励。浦和で持ち味を発揮できるか得点感覚に優れた木原励。浦和で持ち味を発揮できるかこの記事に関連する写真を見る木原 励
きはら・れい
FW/京都橘高校→浦和レッズ/180cm、68kg

 裏への抜け出しと、得点感覚を持ち合わせるストライカーだ。

 同じピラティスの指導者に師事していた関係で岩崎悠人(サガン鳥栖)に憧れ、京都橘高校へ進学。1年生の時からトップチームでプレーし、2年次の高校サッカー選手権では2回戦で敗退したものの、初戦で2得点を挙げる活躍を見せた。

 迎えた今季はキャプテンに就任。岩崎が最終学年で背負った背番号7を継承している。京都橘の米澤一成監督は、今年の春に「励は岩崎のようにチームを勝たせるレベルにまだ来ていない」と話していたが、夏のインターハイ予選は決勝で敗れるなど、思うように結果を残せていない。

 高校最後の選手権に向けてチームを勝たせられるストライカーになり、精神的な強さを身につけられれば、プロ1年目からチャンスを掴む可能性は十分にあるだろう。
(松尾祐希/文)

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