大分トリニータが狙い通りのサイド攻撃で得点。執念のJ1残留なるか
Question
ボールを受けた香川は、このあとどうやって崩したか?
J1も残り7節となり、いよいよ佳境に入ってきた。
今季は下位4クラブがJ2へ自動降格というレギュレーションによって、残留争いは例年よりもシビアな戦いだ。第31節を終え、最下位と残留圏のボーダーである16位徳島ヴォルティスとの勝ち点差はわずか7。
その第31節で、大分トリニータはセレッソ大阪を1-0で下し、ホームで貴重な勝ち点3を勝ち取った。これで最下位を抜け出して18位に浮上し、16位との勝ち点差を5に縮めた。ここからの3ポイントはより重みを増し、一つの勝敗がまさに生死に直結する。
今回取り上げるのは、その大分がC大阪から奪った決勝点のシーンだ。
ボールを受けた香川は、このあとどうやって左サイドを崩しただろうかこの記事に関連する写真を見る 前半34分、大分GK高木駿がセットプレーから蹴り上げたロングボールを、C大阪DF進藤亮佑がヘディングで跳ね返した。そのボールを下田北斗がワンタッチで左サイドの香川勇気へ落とす。
その間に、左サイドタッチライン際へ動き出した渡邉新太を見て、香川はどう左サイドを突破したのか? これが今回のQuestionである。
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