2021.10.09

大分トリニータが狙い通りのサイド攻撃で得点。執念のJ1残留なるか

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
ボールを受けた香川は、このあとどうやって崩したか?

 J1も残り7節となり、いよいよ佳境に入ってきた。

 今季は下位4クラブがJ2へ自動降格というレギュレーションによって、残留争いは例年よりもシビアな戦いだ。第31節を終え、最下位と残留圏のボーダーである16位徳島ヴォルティスとの勝ち点差はわずか7。

 その第31節で、大分トリニータはセレッソ大阪を1-0で下し、ホームで貴重な勝ち点3を勝ち取った。これで最下位を抜け出して18位に浮上し、16位との勝ち点差を5に縮めた。ここからの3ポイントはより重みを増し、一つの勝敗がまさに生死に直結する。

 今回取り上げるのは、その大分がC大阪から奪った決勝点のシーンだ。

ボールを受けた香川は、このあとどうやって左サイドを崩しただろうかボールを受けた香川は、このあとどうやって左サイドを崩しただろうか この記事に関連する写真を見る  前半34分、大分GK高木駿がセットプレーから蹴り上げたロングボールを、C大阪DF進藤亮佑がヘディングで跳ね返した。そのボールを下田北斗がワンタッチで左サイドの香川勇気へ落とす。

 その間に、左サイドタッチライン際へ動き出した渡邉新太を見て、香川はどう左サイドを突破したのか? これが今回のQuestionである。