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オシムジャパンのコーチだった小倉勉の驚き。間近で見た選手の進化 (4ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi

 Jクラブでの指導を経て、2018年に横浜F・マリノスのアシスタント・スポーティング・ダイレクターに就いた小倉は、2018年9月にスポーティング・ダイレクターに昇格。2019年には積極的な選手補強を行ない、念願のJ1制覇を成し遂げた。

 チーム編成や強化がメインで、指導の現場からは離れているが、それでもオシムの教えを今も大切にしている。

 サッカーは常に進化しているから、学び続けなければならない。これがすべてだと思った瞬間に、次はない――。

 その教訓を胸に、変化し続けるサッカーシーンの中で、小倉はクラブの強化に情熱を注いでいる。

(第6回につづく)

■小倉勉(おぐら・つとむ)
1966年7月18日生まれ。大阪府出身。ドイツでの指導者経験を経て、1992年からジェフの育成組織で指導を開始。トップチームコーチも歴任し、2006年に日本代表のコーチに就任。2010年南アフリカW杯にも帯同した。その後、複数のJリーグクラブでコーチなどを務め、現在は横浜F・マリノスのスポーティング・ダイレクターとしてチームを支えている。

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