「一生負け犬になる」かどうかの最終節。
西澤明訓が放った強烈な輝き

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei
  • photo by AFLO


 翌年、C大阪はまたして優勝争いを演じた次の年にJ2に降格し、そのタイミングで西澤は地元である清水エスパルスに移籍。ナビスコカップで決勝進出を果たしたものの優勝には届かず、ついに無冠のまま2009年に復帰したC大阪で現役を退いた。

 果たして西澤は、自身が言うように「一生負け犬」のままで終わってしまったのだろうか。

 タイトルを手にできなかったという意味では、そうだったかもしれない。しかし2005年、とりわけ12月3日に放った輝きは、色褪せることなく、今なお多くの人の胸に刻まれているはずだ。

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