2020.03.25

現役バリバリ度MAXで来日。
レオナルドの活躍とNo.1ゴールは色あせない

  • 中山 淳●文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

最も印象に残っている
Jリーグ助っ人外国人選手(2)
レオナルド(鹿島アントラーズ/MF)

 産声を上げてから2年目にあたる1994年のJリーグには、今では考えられないほど数多くの世界的スター選手がひしめいていた。

W杯優勝直後に来日、鹿島で活躍したレオナルド 93年からプレーしていたジーコ、ピエール・リトバルスキー、ガリー・リネカー、ラモン・ディアスに加え、この年にはサルバトーレ・スキラッチやギド・ブッフバルトといったワールドカップ(W杯)で活躍した名手が次々と来日。とりわけ24歳にして、94年アメリカW杯優勝を経験した男が鹿島アントラーズに入団するというニュースは、母国ブラジルでも衝撃的なニュースとして報じられた。

 本名レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ。日本ではレオ様として一世を風靡したレオナルドは、間違いなく歴代助っ人外国人選手のなかでは"現役バリバリ度マックス"のスーパースターだった。

 レオナルドの勇姿を初めて目撃したのは、1993年12月に旧国立競技場で行なわれたトヨタカップ(現クラブワールドカップ)。名将テレ・サンターナ率いるサンパウロがイタリアの名門ミランを破って大会2連覇を飾った試合だ。名手ライーの後を継ぎ、新たにサンパウロの背番号10番を背負って、中盤を支配していたのがレオナルドだった。